瀬戸内ってどんな所？

「瀬戸内」と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか。

青い海？瀬戸内レモン？現代アートの聖地？それとも新鮮な海の幸？

瀬戸内には、まだまだ知られていない魅力が潜んでいます。

7つの県にまたがる”日本の地中海”

瀬戸内海は、本州（兵庫県・岡山県・広島県・山口県）、四国（徳島県・香川県・愛媛県）に囲まれた日本最大の内海です。

7県が接する「せとうち」には大小700を超える島々が点在しており、多島海*として知られています。

＊多島海(たとうかい)…たくさんの島がある海域のこと

この地域最大の特徴は、温暖で雨が少ない瀬戸内海式気候でしょう。

瀬戸内海式気候は年間を通して晴天日が多く、穏やかな波が特徴です。年間平均気温は約16度で日照時間も長く、冬でも暖かい日が多いため、一年中観光を楽しめます。

多島美の絶景は、どの角度から見ても絵画のような美しさを感じることができます。海に浮かぶ島々のシルエットが重なり合い、時間帯によって表情を変える景色は、瀬戸内に訪れる人々を魅了し続けています。

古代から続く歴史と最先端アートが融合する場所

瀬戸内は古くから海上交通の要衝として栄えてきました。万葉集にも詠まれた景勝地であり、平清盛が厳島神社を造営するなど、歴史的にも重要な役割を果たしてきた地域です。

そして今、瀬戸内は「アートの聖地」として新たな側面を持っています。

美しい瀬戸内海の島々を舞台に、現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」が3年に一度開催されています。2025年に開催された第6回では、世界中から100万人を超えるアートファンが集結し、地域全体が大きな熱気に包まれました。

香川県の直島や豊島、岡山県の犬島など、開催期間中は島全体がアート作品で彩られ、日常と芸術が共存する独特の空間が広がります。

伝統的な島の暮らしと最先端のアートが自然に調和する姿は、瀬戸内でしか体験できない特別な魅力です。

ベストシーズンは？

瀬戸内は一年を通して楽しめますが、特におすすめなのは以下のシーズンです。

• 春(4月~5月)：桜やツツジが綺麗な時期！過ごしやすい気候で観光に最適
• 秋(9月~11月)：山々の紅葉がとても綺麗な時期！澄んだ空気をサイクリングで楽しむのがおすすめ
• 冬(2月~3月)：グルメ目的なら絶対この時期！クリーミな牡蠣が魅力的です

夏は海水浴も楽しめますが、日差しが強いため、日焼けや熱中症対策は必須です。

複数の島々をゆっくり巡るなら、2泊3日〜3泊4日で余裕を持ったプランを組むのがおすすめ！

王道から穴場まで！瀬戸内のおすすめ観光スポット

瀬戸内には世界遺産から隠れた絶景スポットまで、訪れる人の心をつかむ観光地が数多く存在します。

ここでは、エリア別に「絶対外せない王道スポット」と「知る人ぞ知る穴場」を厳選してご紹介！

【アート・歴史】感動体験ができる広島・岡山エリアの必見スポット

広島・岡山エリアは、日本と瀬戸内の歴史を深く学べる場所でありながら、レトロでフォトジェニックな街並みが楽しめる魅力的なエリアです。

原爆ドーム(広島県)：歴史を学び、平和を願う場所

1945年8月6日、人類史上初めて原子爆弾が投下された広島。その悲劇を今に伝えるのが、世界文化遺産にも登録されている「原爆ドーム」です。

元々「広島県物産陳列館」として1915年に建てられたこの建物は、爆心地からわずか約160mの至近距離にありながら、ほぼ真上からの爆風により全壊を免れ、骨組みだけが残りました。

建物内にいた人々は全員即死という悲劇的な歴史を持ちながら、この姿を保存することで「核兵器の廃絶と恒久平和」を訴え続けています。

倉敷美観地区(岡山)：白壁の街並みが美しい情緒あふれる空間

年間300万人を超える観光客が訪れる倉敷美観地区は、岡山県を代表する観光地です。倉敷川沿いに続く柳並木と白壁の蔵屋敷が織りなす景観は、まるで絵画の中に迷い込んだよう。

かつて物資を積んだ川舟の往来で賑わった倉敷川では、「くらしき川舟流し」に乗れば、水面からゆったりと町並みを眺める約20分の優雅な時間が過ごせます。

日没後にはライトアップもされるため、倉敷美観地区一帯が幻想的なあかりで彩られ、優雅なひと時を過ごすことができます。

尾道(広島)：坂道と猫と文学の街を散策

「坂の街」「猫の街」「文学の街」「映画の街」など、数々の異名をもつ尾道は、瀬戸内でも特に個性的な魅力を放つ港町です。

細い路地と急な石段、そして自由に街中を歩き回る猫たちが織りなすノスタルジックな街並みは、多くの文人墨客や映画監督を魅了してきました。

「しまなみ海道」の起点でもあることから、サイクリストの聖地としても賑わいを見せています。

【絶景・自然】ドライブにも最適！香川・愛媛エリアのおすすめスポット

香川・愛媛エリアは、瀬戸内海の絶景と温泉、そしてSNS映え間違いなしのフォトジェニックなスポットが満載です。

ドライブやサイクリングで巡れば、開放感あふれる瀬戸内の魅力を全身で体感できます。

道後温泉(愛媛)：世界最古の温泉で癒しのひとときを

約3,000年の歴史を誇る道後温泉は、有馬温泉(兵庫)、白浜温泉(和歌山)と並ぶ日本三古泉(日本三古湯)の一つです。

「日本書紀」や「万葉集」にも登場し、聖徳太子も訪れたという由緒ある温泉地です。

道後温泉のシンボルである道後温泉本館は、国の重要文化財に指定されており、スタジオジブリの名作「千と千尋の神隠し」に登場する油屋のモデルになったとも言われています。

父母ヶ浜(香川)：日本のウユニ塩湖で絶景写真を

SNS映えすると一躍人気になった父母ヶ浜(ちちぶがはま)は、砂浜の上に現れる潮だまり(水たまり)に、まるで鏡のように空が写し出される絶景スポットです。

その美しい姿から、日本版ウユニ塩湖として話題沸騰中で、国内外から多くの人が訪れています。

毎年夏には海水浴場として開かれ、瀬戸内海の穏やかの波が打ち寄せます。

瀬戸内しまなみ海道：サイクリストの聖地で潮風を全身で感じる

全長約60kmの長さを誇る「瀬戸内しまなみ海道」は、瀬戸内海に浮かぶ島々を経由しながら、広島県尾道市と愛媛県今治市を7つの橋で繋いでいます。

「サイクリストの聖地」として知られており、自転車で海の上を走る爽快感は、他では味わえない特別な体験となるでしょう。

遊覧船やクルーズ船も各港から出航しているため、ゆったりと船上で美しい瀬戸内海と多島美を楽しむのもおすすめです。

【穴場スポット】地元民が愛する隠れた絶景

多くの観光客で賑わう王道スポットも素晴らしいですが、人が少ない穴場にこそ、瀬戸内の本当の魅力が隠れています。

紫雲出山(香川県三豊市)：桜と海の奇跡のコラボレーション

標高352mの紫雲出山(しうでやま)は、瀬戸内海に浮かぶ島々と桜が織りなす、日本屈指の絶景が楽しめる知る人ぞ知る名所です。

春には約1,000本の桜が山頂を覆い尽くし、眼下に広がる瀬戸内海の青と桜のピンクのコントラストは息を呑む美しさです。「死ぬまでに行きたい！世界の絶景」にも選ばれ、注目を集めています。

春は桜、初夏は紫陽花など、四季折々の花々が美しく山を彩り、山頂からは多島美を見渡すこともできます。

鷲羽山展望台(岡山県倉敷市)：瀬戸大橋と夕陽の絶景

 

瀬戸大橋を一望できる鷲羽山(わしゅうざん)は、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地でありながら、意外と知られていない穴場スポットです。

標高133mの高さから、本州と四国を結ぶ雄大な瀬戸大橋と、瀬戸内海に浮かぶ島々が一望でき、特に夕暮れ時の美しさは格別。「日本の夕陽百選」にも選ばれています。

下灘駅(愛媛県伊予市)：映画やドラマでも有名な、海に一番近い駅

下灘駅は、ホームの目の前に瀬戸内海が広がる無人駅です。「日本で最も海に近い駅」として知られ、数々の映画やドラマ、アニメに登場してきた他、JRの青春18きっぷのポスターなどにも起用されてきた、隠れた絶景スポット。

どこか昔の記憶を呼び起こすような木造の待合室とベンチ、そして目の前に広がる青い海は、訪れる人々の心を静かに癒してきました。

夕暮れには夕陽に照らされた黄金の海が光り輝き、どこを見ても息を呑むような幻想的な景色が広がります。

【食の宝庫】山海の恵みを受けた絶品グルメ

瀬戸内を訪れる方の多くが「グルメ」をたのしみにしているのではないでしょうか。

温暖な気候と穏やかな海が育む食材はどれも絶品で、旅の道中、何度でも舌を唸らせてくれるに違いありません。

ここでは、観光客に人気の海の幸から話題の地元民に愛され続けているご当地グルメまで、瀬戸内観光の際にぜひ味わってほしいグルメを厳選してご紹介します。

瀬戸内といえばコレ！新鮮な海の幸

瀬戸内海は、大小700を超える島々が織りなす複雑な地形により、強い潮流を生み出しています。また、魚が産卵しやすい浅場があり、山々からの豊富な栄養が流れ込むため、プランクトンなどの餌が極めて豊富です。

このような環境で育つ魚は、潮流にもまれて身が引き締まり、最高の旨味を蓄えます。

瀬戸内海で獲れる新鮮な海の幸は、まさに「逸品」と呼ぶにふさわしいものばかりです。

鯛めし(愛媛県・広島県など)

瀬戸内では年間を通して美味しい鯛が獲れますが、特に春の産卵前の「桜鯛」と秋の「紅葉鯛」が絶品です。

鯛めしは愛媛県を中心とした郷土料理で、同じ「鯛めし」の名でも、地域によって調理方法が異なります。

牡蠣料理(広島県・岡山県など)

広島湾は牡蠣の養殖が盛んで、生産量は日本一を誇ります。宮島周辺では、濃厚でクリーミーな牡蠣をさまざまな調理法で楽しむことが可能です。

焼き牡蠣やカキフライのほか、岡山県日生では、牡蠣をたっぷり入れたお好み焼き「カキオコ」が有名です。

あなごめし(広島県・宮島)

広島の有名な観光地の一つとして知られる「宮島」のご当地グルメといえば、あなごめしです。

あなごめしには100年以上の歴史があり、宮島周辺で獲れるあなごは身が厚く、ふっくらとした味わいが特徴です。

瀬戸内産の魚を楽しめる回転寿司

瀬戸内の地魚や旬な魚を手軽に味わうなら、地域密着型の回転寿司がおすすめです。

広島県や岡山県を中心に店舗を展開する「すし丸」や「しまなみ」などの回転寿司では、お手頃価格で新鮮なお寿司を堪能することができます。

地元民が愛するご当地グルメ&B級グルメ

瀬戸内に訪れる際には、地元の方々に好まれているご当地グルメも要チェックです！

讃岐うどん(香川県)

「うどん県」を名乗るだけあって、香川県のうどんは格別です。コシが強く、ツルツルとした喉越しは、一度食べたら忘れられない一品となります。

一杯300円前後というコスパの良さも魅力です。

香川県民のうどん消費量が全国平均の2倍強なのもの納得ですね！

尾道ラーメン(広島県)

尾道ラーメンは、背脂が浮いた醤油ベースのスープが特徴です。一見こってり系に聞こえますが、実は魚介出汁が効いたあっさり系の味わいです。

この「こってり」と「あっさり」の絶妙な調和が尾道ラーメンでしか味わえない唯一の魅力です。

尾道駅周辺には歴史あるラーメン店が軒を連ねます。

カキオコ(岡山県日生)

カキオコとは、岡山県日生で獲れた肉厚で濃厚、ジューシーな牡蠣をお好み焼きにたっぷりとトッピングしたご当地グルメです。

日生は県内屈指の牡蠣の水揚げ量を誇り、牡蠣の産地として有名です。

11月~3月にかけては牡蠣の旨みが最高潮に！焼いても縮まないプリプリの食感を味わうことができます。

瀬戸内の気候が生み出す絶品スイーツ&特産品

瀬戸内はフルーツや特産品も豊富です。島で育った素材をふんだんに使ったスイーツは、お土産にも喜ばれます！

瀬戸内レモンを使った絶品スイーツ

広島県を中心に栽培される瀬戸内レモンは、国産レモンの一大産地です。

日本に流通している国産レモンのうち、約50%が広島県から出荷されています。

※農林水産省「令和2年度 特産果樹生産動態等調査・果樹品種別生産動向調査」より

果汁だけでなく皮まで丸ごと使える瀬戸内レモンを使ったスイーツは、爽やかで上品な味わいです。

小豆島のオリーブ製品

瀬戸内海では、地中海に似た気候を活かして栽培される「オリーブ」も特産品として有名です。

一粒ずつ丁寧に手摘みされるオリーブから搾油されるオイルは、酸化が少なく高品質で、権威ある国際コンテストで数々の賞を受賞しています。

因島の八朔(はっさく)

全国でお馴染みの柑橘、「八朔（はっさく）」。実はこの爽やかな果実のふるさとが、瀬戸内海の因島であることは、あまり知られていません。

温暖な気候で柑橘が育ちやすい自然条件が整っている因島では、程よい酸味と甘みのバランスが絶妙で、ビタミンCがたっぷり含まれた八朔が栽培可能です。

絶景を求めて瀬戸内の島々を巡る旅もおすすめ！

瀬戸内海に浮かぶ大小700以上の島々は、その一つ一つが独自の個性と物語を持っています。青い海に囲まれた島々は「多島美」と呼ばれる瀬戸内ならではの絶景を生み出し、訪れる人々の心を癒してくれます。

フェリーに乗って潮風を感じながら、ゆっくりと流れる「島時間」に身を任せるのは、日常の喧騒から抜け出す最高の贅沢な体験となるでしょう。

ここでは、瀬戸内を代表する個性豊かな4つの島をご紹介します。

渦潮を見られる淡路島

瀬戸内海に浮かぶ島々の中で、最も知名度が高いと言われているのが淡路島。四国と淡路島の間にある鳴門海峡では、世界最大級の渦潮を見ることができる人気観光スポットです。

大鳴門橋を歩いて渦潮の迫力を感じるのもよし！うずしおクルーズでスリルを味わうのもよし！お好きな方法で瀬戸内海の自然を感じてみてください。

また、淡路島は玉ねぎでも有名です。瀬戸内の温暖な気候が生み出す玉ねぎは、甘くてジューシーな味わいです。島内のレストランで、オリジナルの玉ねぎ料理を堪能することができます。

島中の猫に癒される男木島

「猫島」として知られる男木島は、高松港からフェリーで約40分ほどの距離にあります。

男木島は全周約7kmほどの小さな島で、細く入り組んだ坂道がおりなす独特な景観は、歩くだけでも探検気分を味わえます。

一昔前までは住人より猫の数が多いことで有名でしたが、現在は島全体で猫を大切に管理する「地域猫」の取り組みが進み、猫の数は落ち着いているようです(2022年時点で約60匹程度)。

数自体は減少したものの、健康状態が良く、人懐っこい猫が多く生息しているため、観光で訪れた人々を魅了し続けています。

オリーブの生産地として有名な小豆島

小豆島(しょうどしま)は、日本で初めてオリーブの栽培に成功した地であり「オリーブの島」として親しまれています。

オリーブ公園にある道の駅では、小豆島産オリーブオイルを中心に、オリーブ化粧水、オリーブ工芸品など、特産品を取り揃えており、オリーブ好きには堪らない空間です。

また、潮の満ち引きで道が現れる幻想的な「エンジェルロード」や、日本三大渓谷美の一つ「寒霞渓(かんかけい)」など、訪れて損はないスポットが多数あります。

草間彌生の南瓜オブジェが構える直島

直島(なおしま)は、草間彌生氏によって制作された、鮮やかな黄色と黒のドット模様が特徴的な巨大なオブジェ「南瓜」が有名な島です。

世界的な現代アートの聖地として知られており、島内の美術館はもちろん、古い家屋を改修した「家プロジェクト」では、生活空間の中でアートを体感する独特な試みが展開されています。

各美術館・ギャラリーを停留所とする無料シャトルバスが運行するなど、島全体でアートを大切にしている、そんな素敵な島です。

自然に癒されよう！宿泊におすすめのホテル３選

瀬戸内海は穏やかな気候と豊かな自然に囲まれており、心を癒すのに最適なエリアです。

瀬戸内には、オーシャンビューを存分に楽しめたり静かな夜の星空を眺められるホテルがたくさんあります。

ここでは、おすすめのホテルや旅館を3つ厳選してご紹介します。

ホテルの情報は記事公開時点のものです。営業時間や休業日、宿泊価格などは変更になる可能性があるため、お出かけの際は事前に公式HPよりご確認ください。

ベネッセハウス(香川県・直島)

ベネッセハウスは1992年に開館した美術館とホテルが一体となった世界でも珍しいホテルです。「自然・建築・アートの共生」をコンセプトに、瀬戸内の自然とアートを同時に味わうことができます。

併設された「ベネッセハウス ミュージアム」では、宿泊者限定で夜間と早朝の時間帯にゆったりと鑑賞することができます。日中とは違う、静かで特別な時間帯に作品の異なる表情を楽しめます。

住所	香川県香川郡直島町琴弾地
アクセス	高松港から直島 宮浦港までフェリーで約50分。宇野港から直島 宮浦港までフェリーで約20分。
総部屋数	65室
価格帯	¥74,635~(1泊/大人2名)
駐車場	有り(無料)
温泉・露天風呂	なし

瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新(愛媛県松山市)

建築家の安藤忠雄氏監修のもと、美術館をリノベーションしたオールスイートの超高級リゾートです。

客室からは瀬戸内の雄大な景色を一望でき、屋外には瀬戸内海に向かって突き出すインフィニティプールがあり、最高級の贅沢体験を楽しむことができます。

住所	愛媛県松山市柳谷町７９４−１
アクセス	松山空港より電車で50分。松山ICから車で40分。
総部屋数	7室
価格帯	¥88,240~(1泊/大人2名)
駐車場	有り(無料)
温泉・露天風呂	温泉あり・各客室に半露天風呂あり

せとうち児島ホテル(岡山県倉敷市)

瀬戸内海国立公園随一の景勝地鷲羽山の丘陵に建つ「せとうち児島ホテル」は、瀬戸内の多島美と瀬戸大橋を一望できるリゾートホテルです。

どの客室からもオーシャンビューを眺めることができ、展望浴場からはライトアップされた瀬戸大橋を楽しむことができます。

住所	岡山県倉敷市下津井吹上３０３－５３
アクセス	JR瀬戸大橋線児島駅より車で約8分。瀬戸中央自動車道児島ICより5分。
総部屋数	91室
価格帯	¥24,200~(1泊/大人2名)
駐車場	有り(無料)
温泉・露天風呂	温泉なし・露天風呂あり

主要都市からのアクセス情報

全国の主要都市から瀬戸内エリアへのアクセス情報をまとめました。

交通情報は公開時点の情報をもとに、筆者が独自にまとめたものです。所要時間や料金は時期によって変動する可能性があるため、観光の際には予約サイト等からご確認ください。

東京からのアクセス

四国の高松・松山あたりへのアクセスは飛行機がコスパが良いです。倉敷や尾道は新幹線でのアクセスをおすすめします。

大阪からのアクセス

大阪からは新幹線でのアクセスが良好です。高速バスの手段もあるため、移動費用を抑えたい方は利用を検討してみてください。

名古屋からのアクセス

名古屋から瀬戸内エリアにアクセスするには、新幹線ルートが基本です。

福岡からのアクセス

福岡から瀬戸内エリアにアクセスする際は、松山が最速でリーズナブル！その他の地域は新幹線での移動がおすすめです。

まとめ

瀬戸内には、穏やかな海に浮かぶ大小700以上の島々が織りなす「多島美」と、現代アートが融合した唯一無二の観光エリアです。

広島の原爆ドームや倉敷美観地区といった歴史スポットから、直島や小豆島などのアートな島々、道後温泉やしまなみ海道の自然体験まで、訪れるたびに瀬戸内の魅力に引き込まれること間違いなしです。

次の旅行先に迷ったら、ぜひ瀬戸内の穏やかな風景と地元の方々の温かいおもてなしを体験してみてください。